信頼性の高いプラズマ化学データベース
QDBは、プラズマ化学業界をリードする持続可能なデータベースです。あらかじめ構築された化学セット、定期的に更新されるデータ、そしてプラズマモデリングソフトウェアへのエクスポート機能を提供します。
QDBが選ばれる理由
- ・データの一括管理
QDBは、電子散乱、重粒子衝突、表面化学など、複数のデータセットの効率的な比較をサポートします。
- ・データの信頼性
QDBは、検証されたデータと、定期的に検査されている化学セットを使用しているため、信頼性の高い結果を得ることができます。
- ・貴重な時間の節約
QDBのツールで必要な化学セットを数分で構築し、様々な形式のデータをエクスポートできます。ヒューマンエラーが発生しにくいように、ツールの操作は直感的となっています。
- ・安心のサポートサービス
Quantemolは継続的なデータ更新とサポートを提供していますので、ユーザーは安心して利用できます。
QDBの主要なアップデートの詳細、拡張されたプラズマモデリングデータ、構造、Webインターフェース、API、そしてデータ検証を示すアプリケーションの使用事例について記載されています
ゴールドまたはプラチナのQDB会員に含まれるQuantemolグローバルモデル(QGM)は、反応器内の平均粒子密度と電子温度を計算する強力なツールです。これらの計算では、ユーザーが圧力、電力、ガス流量、反応器サイズなどのプラズマプロセス条件を設定できます。QGMは、プラズマの挙動の迅速な評価とトレンド分析に効果的です。オンラインの無料版では、構築済みのプリ化学セットを試用できます。
主な機能
- ・反応器のゼロ次元プラズマモデル
- ・体積平均の粒子種密度と電子温度の計算
- ・ユーザーが設定するプロセス条件
- ・入力項目のエラーチェック機能
- ・反応メカニズム削減機能と粒子種ランク付け機能
- ・常微分方程を解く事による高速なシミュレーション
- ・詳細な反応器形状や空間的な境界条件は不要
Quantemol は機械学習を応用してQDBプラットフォームを強化しています。欠損データ(反応速度、断片化パターン等)を推定するツールを提供し、包括的なプラズマ化学セットの構築を支援することで、プラズマ科学における研究とモデリングの取り組みを加速させています。
機能
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・反応速度係数の推定
プラズマシミュレーションに必要な欠損データを迅速に補完します。このツールは、重粒子衝突の反応速度係数を迅速に推定し、研究向けのより包括的な化学セットの構築を支援します。この機能は全ての会員で利用できます。
- ・質量スペクトルと部分断面積の推定
電子衝撃におけるイオン化プロセスに関して、より深い洞察を得ることができます。この手法は質量スペクトルを予測することで、これまで未知であった部分断面積の推定を支援し、データセットを充実させ、より正確なプラズマモデリングを実現します。
- ・拡散係数の推定
機械学習に基づく二成分拡散係数の推定により重要な輸送データをより効率的に取得します。特に、拡散係数の実験データが不足 している場合や入手が困難な場合に、プラズマモデルを迅速にパラメータ化できます。
Quantemol-DBにはGoldとPlatinum、2つのコースがございます(*)。それぞれコースによって以下の機能を利用することが可能です。
Gold Membership
- ・反応/化学種のデータベース検索
- ・断面積データのグラフ表示
- ・検証済みの構築済み化学セットへのアクセス
- ・個々の反応の無制限ダウンロード
- ・完全な化学セットの毎月最大20セットのダウンロード
- ・カスタムされた化学セットの毎月最大20セットのダウンロード
- ・COMSOL, STAR CCM+, CHEMKIN, HPEM, VizGlow
と互換性のある形式でのダウンロード
- ・デスクトップアプリ版グローバルモデルのダウンロード
- ・Quantemol科学者チームによる専用サポート
(化学セットの構築やカスタマイズの相談に対応)
Platinum Membership
- ・Gold Membershipの全ての機能
- ・年間最大6個の分子またはイオンの断面積計算サービス
(Quntemolがリクエストを受けて、
詳細レポートと一緒にデータをユーザーへお届けします)
* 上記の機能について制限がありますが、無料でお使い頂ける『Standard Membership』もございます。詳しくはお問い合わせください。
Qunatemol-DBのプラズマ化学反応データは様々なプラズマ計算・モデリングを行うソフトウェアに出力可能です。弊社で取り扱っているソフトウェアでは、幅広い種類のプラズマ解析に対応したソフトウェア『VizGlow』へのデータエクスポートが可能となっています。