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ランプの計算が速くなりました

VizSparkは、気体の流れの計算に圧縮性ソルバーを使っているため、 通常の気体の流れから、衝撃波など音速にかかわる現象まで再現できます。 しかし、比較的流速が低い状況の計算には時間が掛かるという欠点がありました。

VizSpark v2.4 では、従来時間が掛かっていた、低速の流れ(音速に比べて小さい流速)の定常状態計算が改善しました。
Xeを用いたランプの計算例を示します。

  • ガス種 Xe、圧力 1 MPa
  • 電流 4.5 A
  • 電極間距離 20 mm、電極半径 0.3 mm
  • ランプの長さ 48 mm
  • 軸対称形状、計算用のメッシュは3245セル
  • Intel Xeon E-2174G CPU 3.8 GHzを使用
  • 計算にかかった時間 5分35秒

円筒型のランプの断面の、温度分布を色で表示しています。
半径0.3mmの電極が2本あり、その間の気体が高温になっています。
動画は計算の進捗を、時間経過として表示しています。

事例

高輝度ランプ

アルゴン気体を用いた高輝度ランプを、 アークプラズマシミュレーションソフトウェア VizSpark で計算した事例です。

  • ガス種 Ar
  • 圧力 4 atm
  • 電圧 陽極: 50 V、 陰極: -50 V
  • 電極間距離 4 mm

事例

浮力の効果を伴うキセノン高輝度ランプ

キセノン気体を用いた高輝度ランプの、計算事例です。気体の加熱による浮力で、気体が流動しています。

  • ガス種 Xe
  • 圧力 1 MPa
  • 気体初期温度 1000 K
  • 電流 0.28 A
  • 電極間距離 20 mm