Heat Transfer / Radiation Module
熱伝達・熱輻射解析モジュール
熱輻射は、多くの工業上の問題において、伝熱の主要な役割を担っています。
例として燃焼、ラピッドサーマルプロセシング(RTP)、ラピッドサーマル化学蒸着(RTCVD)等があります。
上記の現象の中には、システム中のガスが伝熱(輻射)に寄与する場合と、寄与しない(計算上無視して良い)場合があります。
上記の現象に対応するためCFD-ACE+では目的に応じて以下の3つの熱輻射モデルの利用が可能となっております。
熱輻射モデルの主要な特徴
- ディスクリート・オーディネイト法(Discrete Ordinate Method)
この手法はどのような対象にも適用可能ですが、燃焼のようにガスの影響を考慮する必要がある場合に適しています。
このモデルは、GrayおよびNon-Gray輻射特性に使用可能です。
- モンテカルロ法
高精度の熱輻射計算に適しています。物性値の波長依存性、空間依存性あるいは、Thin Film Interfaceの効果、部分的な鏡面反射を考慮できます。
このモデルは、GrayおよびNon-Gray輻射特性に使用可能です。
- サーフェス ツー サーフェス法(Surface to Surface)
ガスの影響を考慮する必要が無い場合または輻射フラックスを簡単に、早く予測する場合に適した、非常に効率的な手法です。
自動車のアンダーフード解析等に適用されています。この方法は、Gray輻射特性のみに適用可能です。
CFD-ACE+ 適用事例
モンテカルロ法を使用した商用RTCVD炉内のThin Film効果の解析事例
燃焼器内の熱輻射の有無による温度分布の違い